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| “ヒップ”をきたえてゲレンデの王者に! |
| 冬だ、スキーだ、誰と行く? | ||
| 師走、年の瀬、クリスマス……。本格的なウィンタースポーツのシーズン到来。にもかかわらず、カドワキ訓練生は現れない。それも、まったくといっていいほど……。
フルカワ団長 “最近どうしたのかな、カドワキくん。野球編のときはすごく前向きに筋トレしてたのに……” “宅配便でーす! ハンコお願いしまーす!” “!” ハンコを渡しながら、配達人の顔を見るフルカワ団長……“あああああー!” ナント! その配達人はカドワキ訓練生! “まじい、ここフルカワ団長のところだったの忘れてた……” “なにしてるの? カドワキくん?” “いやあ、あのう、ほら、ボク、マンガ原作家なんだけど、ボクが得意としているスポーツ実録マンガの題材になる野球・サッカーのシーズンが終わっちゃって、ちょっと、仕事ヒマになっちゃって、だけど、お金がちょっと必要になって、それで、お歳暮シーズンのバイトなんかはじめちゃったりで……” “ふーん、それでトレーニングが……” “す、すみません……” “ま、それは人それぞれでいろんな理由があるからね。でも、このシーズンにお金がいるって、もしかして、スキーとかに関係してない?” みるみる赤くなっていくカドワキ訓練生。 “図星か。それも詩栞ちゃんがらみみたいだね!” “そのとおりなんです、フルカワ団長! 今年の冬は、ボク、詩栞ちゃんとスキー行けたらななんて思っていたんですけど、ウエアとかスキー板とか、中学校のときそろえたやつしかなくて、小さくなっちゃったし、古っぽくなっちゃったしで、やっぱり、ここはバイトで貯めたお金で、今流行のやつバシッて買ったほうがいいですよね!” |
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“喝ーッ!”
いつもは温厚なフルカワ団長が、このとき、フルカワ和尚に進化していた。 フルカワ和尚 “カドワキくん、この世は諸行無常……” カドワキ訓練生 “はあ……(全然わかっていない)” “たしかに、ウエアとかの外見は大切かもしれません。とはいえ、それさえも、内面がきたえられることで輝きを増していくというもの” “内面って?” “もちろん、筋肉! ずばり、『裏』の筋肉なのです!” |
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“裏”の筋肉って、なに? |
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| 世の中、“裏”とつけば“危ない! ヤバイ!”って相場が決まっているもの(たとえば、“○本”とか“○ビデオ”とか……)。ということは、“裏”筋肉っていうのも、うふふふふ……。
“喝ーッ!” “ひぃぃぃぃぃぃー!” “煩悩が多すぎますよ、カドワキくん。『裏』の筋肉というのは、からだの後ろ側にある筋肉のことなのです!” “なーんだ……” ギラリとカドワキくんをにらみつけるフルカワ和尚。 “ご、ごめんなさい……” “まずは、そのなかでスキーに有効な筋肉、臀部の筋肉をトレーニングすることにしましょうか!” |
臀部って、どこ? |
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臀部。英語でいうと“ヒップ”。つまり、おしりのこと。プニョプニョしてるから、脂肪ばっかりと思っていたら、その下にはちゃんと筋肉(大臀筋・中臀筋)があったのだ。 | ||
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