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| 脚力をきたえてウィンブルドン! |
| 季候もいいし、テニスするぞ! | ||
| ハッキリ言って、テニスをするのは久しぶりだ。
プロローグでも書いたのだが、ボクは大学時代スカッシュをやっていた。そう、4面を壁に囲まれたコートの中で、壁打ちテニスみたいにボールを打ち合うあのスポーツである。そのスカッシュで、ボクはインカレに出場した。瞬間最大風速では、全日本ランキング126位になったとこもある! |
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ラケットを使うってことじゃ、スカッシュもテニスもそんなに変わらないはず! それも相手は、某・集英社『YJ』で仕事をしたことのある、ちょっと太めの、いかにもマンガ家っていうM先生……。
“ヒーヒー言わせてやるぜ!”と気合を入れた試合で、ヘロヘロになってしまったのは僕のほうだった……。 |
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やっぱり、走れないと……。 |
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| とにかく、走らされた。ストレートにクロス、ボレーにドロップ……はじめのうちは、それでもボールに追いついていたけれど……10分・20分・30分と、時が刻まれるにつれて、ボクの脚は別の人格をもってしまっていた。ボクが“動け!”って命令しても、もうその通りにはならなかった。ああ!
“やっぱり、走れないと……” 試合終了後の失意のなか、無意識に手にしたケータイに向かってつぶやくボクに返ってきた答えが、“それじゃ、カドワキくんの脚の筋力、測定してみようか”というフルカワ団長の一言だった。 |
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