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| マンガの原作作家・カドワキくんは、もともと高校時代は競泳を、大学ではスカッシュをバリバリこなしていた体育会系。忙しい毎日にからだを動かせず“もやもやしていた”ある日、出会ったのが……トラックに筋力測定マシーンを積み、全国の高校などを巡回し、選手たちの筋力を測定・分析し、トレーニング方法を指導するプロ集団、[ダイナミック]。 なんだろうと見ている彼はトラックに招き入れられ、やにわにダイナミックによる筋力測定がはじまったのです……“筋肉訓練生”と化したカドワキくんが、◎筋力を考えながら◎筋力を高める、理論と実践、筋力の最前線へみなさんをご案内します。 |
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カドワキが筋肉訓練生と化したわけ |
| “筋力”はじめの一歩! | ||
| “保健体育学特論”……大学4年のとき、前期で2単位(それも試験じゃなくてレポートで!)、卒業単位クリアのために、安易な単位ゲットをねらって受講したこの講義で、ボクは、“筋力”と出会った。
“筋肉とはなにか?”“どこから、筋肉のチカラ=筋力は生み出されるのか?”……高校では競泳(背泳と自由形)、大学ではスカッシュ(壁打ちテニスみたいなスポーツ)をバリバリこなす体育会系だったボクだけれど、こんなふうに筋肉を考えてみることは皆無だった(筋肉はそれなりに働いていたのだろうが、アタマは働いていなかったのか?)。 これをきっかけにして、ボクは筋肉に興味をもつようになっていった。たとえば……筋肉は、2つの収縮タンパク、アクチンがミオシンのあいだに滑りこむように引き寄せられ、パワーを発生させること……筋肉の中で、ATP(アデノシン3リン酸)がADP(アデノシン2リン酸)に分解されるとき、エネルギーが発生する……そんなことを、ボクはこの講義で学んだのだった。 |
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“筋力”をトレーニングする! |
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いちばん興味深かったのが、“筋肉のチカラを高める”、つまり筋力をトレーニングする方法だった。それは、“正しい筋力トレーニングは、トレーニングの強度(重量)と頻度(回数)との関係が重要である!”というもの。
その内容は、そんなに大げさなものではない。一般的なスポーツをイメージしてみよう。 そこで活躍し、いい成績を上げているアスリートには、“筋力”があるほうがいい。たとえば、重量挙げのようなスポーツで、アスリートに求められているのは、非常に重たい重量を1回だけ持ちあげるような、“強い”筋力である。 これに対し、サッカーのようなスポーツはどうだろう? たしかに、ボールを蹴るためには、筋力が必要だが、それは重量挙げのような強い筋力ではないはずだ。どちらかというと、アスリートに望まれているのは、45分ハーフ、全90分をフルに闘えるような“持久的な”筋力であったりする。 つまり、スポーツによって、アスリートは適切な筋力トレーニングを選択していかなくてはならない、というわけだ。非常に重たい重量を使用して筋力トレーニングしたからといって、あるいは、もう少し軽いもので繰り返し繰り返しトレーニングしたからといって、自分が今しているスポーツによっては、効果がない(!)、そんなことも起こりうる(!!)。 |
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