l_line2
nonenone
spcr r_line
01.頭と首
02.肩
05.胸と腹
06.腰03.肘
07.股関節と太股04.手首と指
08.膝
09.足:膝下
spcr
spcr
n02_b f_b  再 発 に も 注 意 [ 予 防 ]
spcrprevbacknext
spcr
  肘 の “ ケ ガ ” を 予 防 す る に は ?



[予防]

全般的なヒントは、[イントロダクション]をご覧ください

1)用具の選択
適切な用具を使うことは、傷害予防の第一歩です。


テニス
グリップの太さ:軽く握手をする程度の握り具合で、薬指と小指にしっかり力が入る太さがよい。
ラケットの重さ:重すぎると、その分の負担が腕にかかってしまうので気をつける。
ガットの張り方:ボールの衝撃を吸収するように、少しあそびをつくる。
コートの硬さ:硬いコートではボールの衝撃が吸収されにくい。


ゴルフ
グリップの太さ:手の中のあそびが多すぎると、インパクトのときにブレやすくなる。
クラブの長さ、重さ:からだの大きさに合わないクラブを使用すると、じゅうぶんにからだの回転を使えず、腕に負担がかかる。


2)パフォーマンス・フォーム上の注意点


テニス
ボールは腕全体で打ちましょう。
テイクバックからインパクトまでに、手首をひねってラケットの角度を変えない。
肩を無理にひねらない。
フォアもバックも、ボールを前に押し出すように打つ。
力の弱い人はバックを両手打ちにする。
ボールはからだ全体で打ちましょう。
手打ちにならないように、からだのひねりをじゅうぶんに使う。
ボールのスピードを吸収し、またボールにじゅうぶんな力を伝えるように、
膝を柔らかく使い、上体を崩さない。


ゴルフ
次のようにグリップを握りましょう。
強く握りすぎない。
クラブと握りの角度をあまり変えないようにする
(リストアップした状態を保ち、テニス同様、手首をひねらないようにする)。
膝を柔らかく使い、からだの回転をじゅうぶんに利用しましょう。
クラブを振り下ろすときは力を入れすぎず、またフォロースイングは大きく行いましょう。
練習で打ちすぎないように気をつけましょう(とくに中高年者)。


野球
投球については、[肩・予防]【02f】を参照してください。
投球数の制限をしましょう。



3)ストレッチング


内側/外側上顆など、肘の傷害の起こりやすい部位に付く筋肉、とくに手首を曲げる筋肉と手首を反らす筋肉の柔軟性を確保することが、まず大切です。【03g・#1/#2】
肘と肩は密接に関係しているので、肩周辺の筋肉の柔軟性が低下すると、肘の動きに無理がかかってしまいます。肩周辺の筋肉のストレッチングも重要です。
体幹(胴体)の筋肉、とくに腰や首のストレッチングも行います。
下半身の動きをじゅうぶんにいかすために、下肢の柔軟性が必要です。



4)テーピング・サポーター
肘や手首周囲は神経・血管などが多く通るので、圧迫のしすぎに気をつけましょう。


テーピング
ボールを打つときに手首のブレを防いだり、肘に負担がかからないように手首から肘にかけての安定のために使われる場合と、筋肉をリラックスさせるためにテーピングを行うこともあります。【03i・#2】
サポーター
肘全体を圧迫することで、肘を安定させたり、筋肉のはたらきを助けたりします。手首を動かす筋肉の付け根(内側・外側上顆の手前)の保護のために用いられるものがあります【テニスエルボーサポーター;03i・#1】。また、肘の保温に役立ちます。
装具
痛みを減らし、筋肉や関節を保護する目的で、肘装具を使うこともあります。



5)その他


成長期で骨がじゅうぶんに形成されていない時期は、オーバーユースによる軟骨の損傷に注意しましょう。また、骨と筋肉の成長度合いにギャップのあるときなので、じゅうぶんなストレッチングが必要です。
中高年者では、筋肉の柔軟性の低下や筋肉の弱化があるため、ウォーミングアップやストレッチングをじゅうぶんに行いましょう。
関節になんらかの問題が生じたら、早めに医者にみせましょう。
コーチ、監督、成長期の選手の家族、そしてもちろん選手自身は、スポーツ傷害についてじゅうぶんな知識を得て、傷害予防と早い回復に努めましょう。